ブログ
睡眠と食欲ホルモンについて
皆さん、こんにちは!
大阪メトロ天王寺駅・近鉄大阪阿部野橋駅直結のホテル、都シティ大阪天王寺内にある、こめだリラクゼーション&フィットネスのセラピストの池田です。
いつもコラムをご覧頂きありがとうございます!
今日は「睡眠と食欲コントロール」についてお話しさせて頂きます。
10月に入って朝晩の気温が下がり、夜には秋の虫のコーラスが聴こえてくる様になり、秋の夜長でついつい睡眠不足になりがちな方も多いのではないでしょうか。
….でも、当リラクゼーションにお越しになる皆さんのお話をお伺いしていると、秋の夜長に関係なく、普段から睡眠時間が短いことに驚かされます。
日本人は世界の中でも睡眠時間が短く、また睡眠満足度は世界最低との調査結果が2021年にフィリップスの世界睡眠調査で出ています。
(調査結果では日本人の睡眠時間は6時間02分という結果が出ています。ちなみに、平均睡眠時間が長い国のトップは中国の7時間02分でした。)
睡眠不足になると心と身体の健康が損なわれる事は皆さんもよくご存知かと思いますが、食欲増進につながる事は、皆さんはご存知でしたでしょうか?
なぜ睡眠不足が食欲増進につながるか、それにはホルモンが関係しています。
実は、食欲は空腹を感じたから湧いてくるものではなく、ホルモンの働きによって増進したり抑制されたりしているのです。
その食欲をコントロールするのは「レプチン」(食欲抑制ホルモン)と「グレリン」(食欲増進ホルモン)と呼ばれているホルモンです。
そして、睡眠不足になるとレプチン(食欲抑制ホルモン)が低下し、グレリン(食欲増進ホルモン)が上昇する事が分かってきています。
もしダイエットを考え、食欲をコントロールしたいのであれば、このレプチンの血中濃度を高い状態にしたいですよね。
最短で2日間の短時間睡眠でもホルモンの変化が生じる事が証明されているようです。
秋は美味しい食べ物がたくさん出てくる嬉しい季節…
秋の夜長に夜更かしをして楽しむのも良いですが、睡眠もたっぷりととって食欲増進ホルモンに振り回されるすぎない様にしたいですよね!
…勿論、ダイエットをお考えの場合は、食事のコントロールだけではなく、運動やリラクゼーションで心や身体のケアもお忘れなく!
参考